香りと癒し空間ベルガモット

香りの勉強をしています。ノート感覚で学んだことを綴っていきます。

アロマテラピーの仕組み

精油は香りでリラックスできるだけではなく、身体にも作用します。その仕組みについて勉強します。

 

【目次】

 

         

アロマテラピーの不思議

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アロマテラピーは、精油の作用で心が癒されリラックスできるだけではありません。その成分によっていろいろな身体の不調も整えてくれます。

精油の成分は一つ一つ違いますので、それぞれの違いさえ把握できていればより安全に癒されながら病気の予防が出来るんです。

たかが香りでそこまでは無理でしょ。なんて思っていたら目からうろこが落ちますよ。

 

 精油が心と身体に伝わる方法

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 嗅覚器から脳へ

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 出典元:https://www.aromakankyo.or.jp/basics/introduction/mechanism/

いわゆる、鼻から脳ですね。

五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが「嗅覚」です。
香りの分子を嗅覚がキャッチすると、感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や、自律神経系をつかさどる「視床下部」にその情報が伝わり、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えます。

(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを知る | アロマテラピーとは | アロマテラピーのメカニズム

 ちなみに大脳辺縁系には、記憶にかかわる「海馬」や快・不快といった情動をつかさどる「偏桃体」も含まれます。

皮膚から身体へ

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トリートメントをすることで皮膚から身体へ精油の成分が作用するはたらきです。

精油は原液そのままでは肌に直接触れることができません。中にはそのままでも大丈夫という精油も存在しますが、ほとんどが植物油やミツロウ・クレイ・天然塩といった『基材』を使って希釈し、トリートメントすることができるようになります。

一人一人の身体の状態や気持ちに合わせた精油ブレンドし、基材で希釈してトリートメントすることで皮膚から身体の奥にまで精油の成分が浸透してケアしていきます。

人間の皮膚にはバリア機能があって、異物が簡単には体内に侵入できないようになっています。しかし、精油成分の分子がとても小さく、さらに親油性があることから浸透できるようになっているんです。

 

 アロマテラピーの仕組みで学んだこと

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親油性で分子の小さい精油だからこそその様々な成分が脳や体内に作用します。

アロマを普段の生活に取り入れることができれば心も身体もリラックスしながら健康になれますよね。

まずは自分と、身近な大切な人から。そう思ってわたしはアロマテラピーについて勉強しようと思うのです。